発行2007年12月12日
12月1日に武蔵大学で行われました宇野弘蔵没後30年記念研究集会はお蔭をもちまして成功裏に終了することができました。ご参集いただいた皆さまのお蔭と主催者一同大変感謝しております。 今回の記念の会を企画するに当って、宇野先生らしく学問的な催しにしようということでこのような研究集会にしたわけですが、短い時間だったにもかかわらず大変盛りだくさんで熱心な議論の場になり、その内容も宇野理論の堅持からその体系の再構成に至るまで多岐にわたる方向でさまざまな見解が提出されました。それらが宇野理論内部から出てきていることも、宇野理論が科学的学問として追求されていたからにほかなりません。そこにはおのずと時代や年代の差が出て興味深いものがありました。これらが宇野体系のどのような将来を指し示すことになるのかにわかには判りませんが、宇野理論は新たな事態に脱皮を重ねながらその生命を維持していくものと感じられました。 今回の会の参加者はおよそ160名で、それは私たちの予想をはるかに越えるものでした。それが何を意味するかまだ分りませんが、マルクス経済学の活性化に大いに貢献することになるとしたら、それは我々の大きな喜びといえましょう。 世話人:櫻井 毅 山口重克 柴垣和夫 伊藤 誠 事務局:東京都練馬区豊玉上1-26-1 武蔵大学経済学部 横川信治 電話:03-5984-3764 Fax:03-3991-1198 E-mail:contactunotheory [dot] org (Uno-30[at]mml[dot]gssm[dot]musashi[dot]ac[dot]jp) ホームページ: http://www.gssm.musashi.ac.jp/uno/
- 宇野弘蔵没後30年記念集会のために作成されたメーリングリストにつきましては、参加された皆様の情報交換の場として今後も残すことが当日の研究集会で決定されました。 当日の参加者で、メーリングリストに未参加で参加を希望される方は氏名と所属を記入の上事務局までお申し込みください。 今後の配信を希望されない方につきましては、退会はいつでも可能となっております。またメールアドレスの変更も可能となっております。詳細は、以下をご覧ください。 http://www.gssm.musashi.ac.jp/uno/ja/mailinglist
- 現在メーリングリストで配信のためにNewsletterの第2号を準備しています。研究集会の報告等の要約、議論の論点整理などを掲載予定です。 メーリングリストの双方向化をNewsletter (2) の配信後に行いたいと、現在メンテナンスを進めています。
- 参加費を振り込んで当日参加していない方が何人かいらっしゃいます。どのように処理すれば良いか事務局宛にご連絡ください。