第31号

第31号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter231通巻第42

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter231号)

発行:202514

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第31号-通巻第42号-)関根友彦追悼特集号2をお届けします。

編集委員 横川信治
yokokawa [at] cc.musashi.ac.jp


Newsletter29号と31号(当初は30号の予定)は20221月に逝去された関根友彦先生の追悼特集号として企画された。29号(パート1「経済学原理論(資本の弁証法)」関係、パート2「追想エッセイ」)は、202310月に公表されている。

今回の31号関根友彦先生の追悼特集号2では、パート1「広義の経済学・脱資本主義過程論」関係、パート2「追想エッセイ」関係、パート3「関根友彦 年譜・著作目録」をそれぞれ掲載した。パート1の執筆者は、関根先生を囲む研究会として開催された「杉並経済学研究会」の会員&ヨーク大学への留学で関根先生にお世話になった関係者である。なお、このパート1には、同研究会の会員であり202327日に逝去された伊藤誠先生の論文「関根脱資本主義論の再検討」も収録されているが、この論考は21年にわれわれ編集者が伊藤先生に寄稿を依頼したものであり、伊藤先生にはその論文をもとに20228月の杉並経済学研究会で報告していただいた。またパート2は、ヨーク大学での愛弟子の一人であるBrian K. acLean氏に依頼した追想エッセイも掲載した。パート3は、関根先生の奥様、関根和子様が作成して下さった「執筆記録」をもとにしている。

編集担当 亀崎澄夫、岡本英男、星野富一

 

 【ワーキングペーパー】

関根友彦追悼特集号2

パート1 「広義の経済学・脱資本主義過程論」関係

  1. 半田正樹pdficon「関根「広義の経済学」の射程-玉野井説との比較を軸に」

  2. 柴垣和夫pdficon「クリーピング・ソーシャリズム論の拡張」

  3. 伊藤誠pdficon「関根脱資本主義論の再検討」

  4. 星野富一pdficon「関根脱資本主義過程論の検討」

パート2 「追想エッセイ」関係

Brian K. MacLean pdficon“Thomas T. Sekine as a Japan Specialist in Canada: Reminiscences of a Former Student on His Intellectual Openness”

 

パート3pdficon「関根友彦 年譜・著作目録」

【一括ダウンロード】pdficon一括ダウンロード(PDF形式:4.7MB

Newsletterへの投稿はワーキングペーパーの役割を果たします。ワーキングペーパーの著作権は著者に属しますので、幅広い読者の感想や意見を検討することによって、論文をさらに磨きあげ、学会誌や大学の機関誌で発表することが可能です。既発表論文の転載も受け付けますので、より多くの読者を得るために、「抜き刷り」の郵送の代わりにもお使いください。

このNewsletter皆様の寄付によって維持されています。一人年間1,000円程度を目処にご寄付をいただければ幸いです。 詳しくは、ご寄付のお願いをご覧ください。

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter
編集委員:横川信治、植村高久、新田滋、清水真志、吉村信之、田中英明、清水敦
Editorial Board (English): Nobuharu Yokokawa, Richard Westra, Costas Lapavitsas, Robert Albritton, Makoto Nishibe
顧問委員:櫻井毅、柴垣和夫
事務局:東京都練馬区豊玉上1-26-1 武蔵大学経済学部 横川信治
Web
マスター:小野成志
E-mail:contact [at] unotheory.org
Web
ページ宇野理論を現代にどう活かすか第II期ホームページ http://www.unotheory.org