宇野理論を現代にどう活かすか第II期

宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletterは、「宇野弘蔵没後30年研究集会」を契機として生まれました。Newsletter第1期は2007年12月の第1号から2010年4月までに12号出され、その成果の一部は研究集会の世話人(櫻井毅、山口重克、柴垣和夫、伊藤誠)によって『宇野理論の現在と論点─マルクス経済学の展開─』社会評論社(2010年7月刊)にまとめられました。2010年4月19日と6月10日に、世話人と事務局によってこの研究集会のホームページ、メーリングリスト、Newsletterをこの先どうするかが話し合われました。その結果、Newsletterの編集委員会を新たに設け、Newsletterを継続して発行する、またNewsletterは、本文だけではなく、投稿論文の閲覧もオープンにすることが決められました。

第6号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-6)

発行:2011年10月30日


「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第6号-通巻第18号-)をお届けします。

今回の特集テーマは、「『宇野理論の現在と論点――マルクス経済学の展開』Ⅲ 「段階論と現状分析」書評とリプライ」です。昨年(2010年11月)発行の第2期第2号においては、第Ⅲ部への吉村信之氏の書評が事情により掲載できませんでした。そこで、第Ⅲ部への書評を単独で掲載するよりも、むしろ書評へのリプライとセットで特集を組んではどうかということになりました。なお、馬場宏二氏はとくに批判されたわけでもないのでリプライの必要がないとのことでした。その結果、柴垣和夫氏、大内秀明氏、関根友彦氏の御三方からのリプライが掲載されることとなりました。

第5号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-5)

発行:2011年8月31日


「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第5号-通巻第17号-)をお届けします。

今回の特集「リーマン・ショック後の世界経済・各国経済」は、2008年9月半ばに発生したアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻を引き金とした世界経済の動揺とそれにつづく各国国民経済の変容を分析することを意図しています。今回の特集に寄せられた4つのワーキングペーパー、森恒夫論文および斉藤美彦論文はイギリスを、五味久壽論文は中国を、栗田康之論文は日本をそれぞれ対象に据えて、果敢に現状分析に取り組んでいます。もともとこのNewspaperは、自発的に寄せられたワーキングペーパーの掲載を目的としています。ただ当初は寄稿が少ないであろうことを予想して、いわば「呼び水」として特集を組むことにしました。
今回の特集をきっかけに、ドイツ、フランス、北欧諸国の国民経済の分析や国際金融システムなどを分析した大胆な論稿が寄稿されることを期待しています。

第4号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-4)

発行:2011年6月12日



「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第4号-通巻第17号-)をお届けします。


4月発行予定であったものが、種々の事情により遅延してしまいました。担当編集委員として、ますこの点をお詫びしておきます。


本号の特集は小幡道昭氏の『経済原論 ――基礎と演習――』(2009年11月、東京大学出版会)を俎上に載せようとするものです。小幡氏も参加している研究集団SG-CIMEでは2010年の8月8日~10日に行った夏合宿で同書を集中的に採り上げ、長時間にわたって様々な論点を議論しました。そこで、SG-CIME夏合宿時の時にコメンテーターを担当した諸氏に再度のコメントをお願いし、小幡氏自身に本書の意図、特長、意義というような点を述べて貰うということを中心にリプライに相当するものを書いて貰うことにしました。



このNewsletterは皆様の寄付によって維持されています。一人年間500円程度を目処にご寄付をいただければ幸いです。

第3号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-3)

発行:2010年12月19日



「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第3号-通巻第16号-)をお届けします。宇野弘蔵没後30年研究集会を出発点として、この3年間の宇野派経済学の若返りが始まりました。今号の特集企画は、その記念すべき基調報告の音声データーを報告論文とともにお届けします。

今回のニュースレターは音声データを配信させていただきましたが、サーバの能力が十分ではないため、アクセス集中によりダウンロードに失敗する事があります。大変申し訳ありませんが、その場合にはしばらく時間をおいてから再度お試しください。またツイッター上でも音声データを公開いたしますのでこちらもご利用ください。アクセス先は http://twitter.com/unotheory です。

Newsletterを経済理論学会と進化経済学会のメーリングリストに配信し始めました。購読者の重なりを考慮しても、読者数は1000人近くなります。多くのメンバーからの投稿論文をお待ちしています。

第2号

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-2)

発行:2010年11月24日

「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第2号-通巻第15号-)をお届けします。今号から毎回、特集企画を設けることとしました。今号は、櫻井毅・山口重克・柴垣和夫・伊藤誠編著『宇野理論の現在と論点──マルクス経済学の展開』(社会評論社,2010年)の書評論文です。(第Ⅲ部については、執筆者の都合により次号に掲載予定です。)
 もちろん、投稿論文のワーキングペーパーも随時受け付けています。原則として発行予定日の2週間前までに送付して頂ければ次号に掲載が可能となります。今後の発行予定日は以下の通りです。
 第2期3号(2010年12月予定 担当・横川)、第2期4号(2011年3月ごろ 担当・植村)、第2期5号(2011年7月ごろ 担当・芳賀)

編集担当 新田滋

【添付ファイル】


[投稿論文]