「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2-5)
発行:2011年8月31日
「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第5号-通巻第17号-)をお届けします。
今回の特集「リーマン・ショック後の世界経済・各国経済」は、2008年9月半ばに発生したアメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズの破綻を引き金とした世界経済の動揺とそれにつづく各国国民経済の変容を分析することを意図しています。今回の特集に寄せられた4つのワーキングペーパー、森恒夫論文および斉藤美彦論文はイギリスを、五味久壽論文は中国を、栗田康之論文は日本をそれぞれ対象に据えて、果敢に現状分析に取り組んでいます。もともとこのNewspaperは、自発的に寄せられたワーキングペーパーの掲載を目的としています。ただ当初は寄稿が少ないであろうことを予想して、いわば「呼び水」として特集を組むことにしました。
今回の特集をきっかけに、ドイツ、フランス、北欧諸国の国民経済の分析や国際金融システムなどを分析した大胆な論稿が寄稿されることを期待しています。
宇野Newsletter第2期が始まっていらい1年余りが過ぎました。活動報告と会計報告をお送りします。
このNewsletterは皆様の寄付によって維持されています。一人年間500円程度を目処にご寄付をいただければ幸いです。 詳しくは、ご寄付のお願い をご覧ください。
【添付ファイル】
【特集論文】
- 芳賀 健一 : 編集委員解題(PDF形式:273KB)
- 森 恒夫 : 労働党(New Labour)政権下のイギリス経済の動向とリーマン・ショック(PDF形式:1408KB)
- 斉藤 美彦 : 金融危機下のイングランド銀行金融政策(PDF形式:815KB)
- 五味 久壽 : リーマン・ショック後の中国経済(PDF形式:958KB)
- 栗田 康之 : リーマン・ショック後の日本経済の位置づけ ―3・11震災・原発事故との関連で―(PDF形式:513KB)
【活動報告】
【一括ダウンロード】
編集委員:横川信治、芳賀健一、植村高久、新田滋
顧問委員:櫻井毅、山口重克、柴垣和夫、伊藤誠
事務局:東京都練馬区豊玉上1-26-1 武蔵大学経済学部 横川信治
電話:03-5984-3764 Fax:03-3991-1198
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