宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter (第2期第12号-通巻第25号-)
「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(2 ―12)
発行:2013年11月24日
「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter(第2期第12号−通巻第24号−)をお届けします。
本号は2部構成になっています。
本号第Ⅰ部は、若手研究者による恐慌論特集「恐慌と信用をめぐって」であり、大学院生を多く含んだ5名にのぼる研究者から恐慌論、および恐慌・景気循環に関連する信用論をテーマとする論考が寄せられています。
各論文の内容は、恐慌論・信用論の理論的研究から学説史的実証的検証・さらにアメリカや韓国を対象とした現状分析等々に至るまで広範な領域を扱っており、力作揃いの特集となっています。
結果として本号特集は、宇野理論ないしその近傍にいる若手研究者の今日の問題意識の在り処が端的に概観できる、その意味で時宜を得た有意義な試みになったと自負しています。
また第Ⅱ部では、本号に投稿された論文1本を掲載します。第Ⅰ部の諸論考と同様、この論考も大部な力作です。
各論文の要旨は、以下の「解題」をご覧下さい
【特集論文】《恐慌と信用をめぐって》
- 江原慶 :「恐慌論における商業資本」
- 岩田佳久:「ウォルター・バジョットと通貨原理」
- 横川太郎:「『シャドーバンキングシステム』の形成とその実態―ミンスキー理論から見た1990年代以降の商業銀行業―」
- 小林陽介:「アメリカにおける企業と投資銀行との関係の変化について―1980年代における証券発行を中心として―」
- 李素軒 :「研究ノート:金融化(Financialization)の諸論点について」
【投稿:ワーキングペーパー】
【一括ダウンロード】
一括ダウンロード(zip+PDF形式:7235KB)
【他サイト掲載論文】
編集担当 吉村信之
【活動報告・会計報告】
宇野Newsletter第2期が始まっていらい3年余りが過ぎました。今年度の活動報告と会計報告をお送りします。
事務局 横川信治
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「宇野理論を現代にどう活かすか」Newsletter
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